これからの東京六大学野球

東京六大学野球には、素晴らしい伝統に裏打ちされた魅力があります。

長年にわたる、六大学同士のライバル関係や、お互いに対するリスペクト、 そして、母校の名誉と誇りをかけた戦いが、 素晴らしい歴史を作り上げてきました。

六大学野球の始まりは、1925(大正14)年ですが、

六大学野球の源流である早慶戦の始まりは、 1903(明治36)年であり、

東大の前身である、旧制一高の黄金時代となると、更にもっと遡ります。

つまり、東京六大学野球の歴史とは、 少々大袈裟に言えば、日本野球の歴史そのものである、という言い方も出来るのではないでしょうか。

日本野球の歴史において、東京六大学野球は、 常にバックボーンのような存在であり続けてきました。

プロ野球の隆盛により、六大学野球は、今ではかつてほどの人気は無いように思われますが、

それでも、今でも日本球界では、六大学野球が、重要な位置を占めている事に、変わりはありません。

六大学野球の魅力は、歴史と伝統、という事の他に、

時代と共に、勢力図がどんどん変化して行く、という事も挙げられるでしょう。

学生野球というのは、当たり前の話ですが、毎年どんどん選手が入れ替わって行きます。

そのため、学生野球においては、どんなに強いチームでも、 長くその強さを維持して行くのは、とても難しい事なのです。

そこに、学生野球の難しさ、

そして、我々ファンにとっては、面白さが有る、という事でしょう。

六大学野球は、どんなに強いチームでも、 四連覇が最長、という、長年のジンクスが有るのもその事を実証しています。

これから、五連覇、六連覇を達成するような最強チームが現れるのかどうか、という事もこれからの見所の一つです。

また、これまで一度も優勝した事が無い東大が、 優勝してしまうという出来事が起こるかどうか、

という楽しみもあります。

ともかく、これからの六大学野球も、

果たしてどんな出来事が起こるのか、

そして、果たしてどんな素晴らしい名選手が現れるのか、

本当に楽しみは尽きません。

これからも、新たな歴史を築いて行く東京六大学野球に、幸多からん事を!

そして、我々ファンも、これからも六大学野球に大いに期待し、注目して行きたいですね。

コメントをどうぞ

サブコンテンツ

このページの先頭へ