プレーオフ

東京六大学野球の、優勝決定は、 勝ち点と勝率で争われます。

勝ち点を最も多く取ったチームが優勝ですが、

首位に、勝ち点が同じチームが並んだ場合は、 勝率が高い方が優勝となります。

そして、首位に勝ち点も勝率も全く同じチームが並んだ場合は、

全日程終了後にプレーオフ(優勝決定戦)が行われます。

東京六大学野球で、過去、プレーオフが行われたのは、下記の通りです。

1935(昭和10)年春 法政6-5早稲田

1938(昭和13)年春 明治4-0早稲田

1939(昭和14)年春 早稲田5-4慶応

1939(昭和14)年秋 慶応2-0早稲田

1948(昭和23)年春 早稲田5-1明治

※1951(昭和26)年春 早稲田4-0立教 慶応1-0立教 早稲田3-2慶応 (※1951年春は、早稲田、慶応、立教による三つ巴プレーオフで、早稲田が優勝)

1959(昭和34)年春 立教4-2早稲田

1960(昭和35)年秋 早稲田1-1慶応 早稲田0-0慶応 早稲田3-1慶応

1962(昭和37)年春 法政3-0立教

1963(昭和38)年春 法政4-3慶応

1990(平成2)年秋 立教4-1法政

2010(平成21)年秋 早稲田10-5慶応

こうして見ると、法政はプレーオフに強く、プレーオフは過去4度戦って、3勝1敗です。

ここ一番での勝負強さが、法政の通算最多優勝記録保持の秘訣かもしれません。

1951年春には、早稲田、慶応、立教による三つ巴プレーオフが行われましたが、 早稲田が見事にこの三つ巴を制し、優勝。 早稲田が三連覇を達成しています。

1960年秋は、かの有名な「早慶6連戦」のシーズンです。

早慶戦で、早稲田が慶応を2勝1敗で下した結果、早慶両校は全くの同率となり、 早慶によるプレーオフが行われましたが、

2度引き分けた後、最後は早稲田が慶応を破り、優勝を掴んでいます。

1990年秋の、立教と法政のプレーオフを最後に、長らく、六大学野球ではプレーオフが実現していませんでしたが、

2010年秋、六大学史上20年振り、そして、実に50年振りという早慶でのプレーオフが行われ、

早稲田が慶応を破り、優勝しています。

このように、六大学野球のプレーオフには、様々なドラマが有るのです。

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