2013年春、法明4連戦

2013(平成25)年春の東京六大学野球は、

法政と明治が、優勝をかけて激突し、素晴らしい戦いを見せました。

法政と明治は、勝ち点4同士で直接対決を迎えましたが、

法政と明治が勝ち点4同士でぶつかるのは、

過去には

1976(昭和51)年春、1977(昭和52)年春、

1983(昭和58)年春、1995(平成7)年秋、

という4例が有り、 前の二回は法政、後の二回は明治に軍配が上がっていたのです。

今回の、勝ち点4同士の法明V決戦は、史上5度目の出来事でした。

この直接対決を迎える前、法政が無傷の8連勝という快進撃を見せていたのに対し、

明治は、東大戦以外は全て2勝1敗という、大苦戦の末に、この最終決戦まで辿り着いていました。

それだけに、勢いなら法政、 もつれれば明治、

という戦前の予想が多かったようです。

果たしてこの法政と明治の対決は、 もつれにもつれ、歴史に残る名勝負となりました。

まず初戦、法政はそれまでの勢いそのままに、 大城戸、河合、西浦、木下らの強力打線が大爆発し、

9-5で法政が明治に打ち勝ちました。

これで法政は開幕9連勝となり、 全勝優勝に王手をかけましたが、 後がなくなった明治は、ここから驚異的な粘りを見せました。

続く第2戦は、明治の山崎福也投手が、 法政に二桁安打を浴びながらも、最後まで踏ん張って完投し、

結局、5-5の引き分けに終わりました。

後から振り返ってみれば、この試合が両校の命運を分けた、大きな分岐点となりました。

第3戦は、明治が法政を終始圧倒し、 6-3で明治の勝利。

これで1勝1敗1分となり、勝負の行方は、 文字通りの最終決戦、

「勝った方が優勝」

という第4戦へと持ち込まれたのです。

その第4戦は、法政、明治ともに一歩も譲らず、2-2の同点のまま、8回裏を迎えます。

そして、8回裏、2死2塁から、 明治の打者・石井の打球が、 法政のサード・佐藤竜のエラーを誘い、

その間に明治の二塁ランナーの岡大海が、勝ち越しのホームを踏みました。

最後は、9回表の法政の反撃を山崎が抑え、 明治が3-2で破り、見事に明治が優勝を手にしました。

この優勝をかけた法政と明治の死闘は、 これからも長く語り継がれて行くに違いありません。

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