愛校心とは神宮で培う物

東京六大学野球を見るために、神宮球場に足を運ぶと、初めての人は大抵、面食らいます。

応援席では、応援団を中心とし、学生やファン達が皆、校歌や応援歌を高らかに歌い上げ、熱心に応援しています。

その異様な熱気に、初めて六大学野球を見に来た人達は、圧倒されてしまいます。

それぐらい、六大学野球の応援席の熱気というのは、凄い物なのです。

ところで、自分が通っている学校の校歌というのは、全校集会などの学校全体の集まりや、入学式や卒業式といった式典でないと、普通は、あまり歌う機会は、あまり有りません。

ましてや、大学というのは、高校までと違って、全校集会という集まりは有りませんので、 それこそ、入学式や卒業式以外では、歌う機会は皆無である、という人も、少なくないでしょう。

従って、自分の通っていた大学の校歌も全然覚えないまま、卒業して行く、という人は、沢山居ると思われます。

しかし、もし六大学野球を見に、神宮球場へ行けば、試合中、ずっと校歌や応援歌を歌い通しなので、

いつの間にか、校歌や応援歌を覚えてしまいます。

そればかりか、味方に得点が入った時などは、隣の人と肩を組み、校歌や応援歌を歌うのですが、これが本当に楽しく、一体感も得られるのです。

そして、一生懸命に応援し、試合展開に一喜一憂している内に、自分の応援する母校に、愛着を持ってしまう自分に、気が付く事でしょう。

これが、神宮球場が、東京六大学野球が持つ、不思議な魔力、とでも言うべきか、 神宮球場の、東京六大学野球の応援席は、知らず知らずの内に、自分の母校が大好きになってしまう場所なのです。

「愛校心」とは、目に見えない物ですが、 神宮に行けば、その目に見えない筈の愛校心が、物凄い勢いで育まれてしまうのが、本当に面白いですね。

そして、卒業した後も、母校の応援のために、神宮通いを続ける人も、少なくありません。 母校を熱く応援する、OBやOG達の姿は、若々しく、本当に楽しそうです。

いつでも青春時代に戻れる場所、と言ったら、少し言い過ぎでしょうか。

ただ、漫然と大学に通っているよりも、 ずっと熱く、そして楽しく、愛校心を培えるのが、東京六大学野球の応援の凄さなのですね。

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