東京六大学野球の応援席のルール
東京六大学野球の応援席には、
いくつかの暗黙のルールが存在しています。
ここでは、その暗黙のルールについて、
ご紹介して行く事とします。
①応援団の指示に従う事
応援席では、基本的には、応援団の指示に従って応援を行う、というのが、最大のルールです。
応援団は、応援席に来た観客を席へ誘導する事から、
試合中の応援のリード、
試合終了後の観客の退席の案内まで、
観客が試合を楽しめるように、責任を持って、応援席の管理を行っています。
試合中は、応援団が、応援を盛り上げ、
応援の仕方を教えてくれるので、
初めて応援席に来た人でも、楽しめるようになっています。
従って、初めて応援席に行く、という人も、
安心して下さい。
②相手校への敬意を忘れず、マナーを守る事
東京六大学野球は、各校がライバル同士である一方、
お互いが、長年の良き友人同士でもあります。
それ故、その東京六大学野球を見に来た観客も、
各校の良い関係をよく理解し、
節度のある応援をするよう、努めなければなりません。
具体的に言うと、相手校に対し、
汚い野次を飛ばしたりするのは、絶対に御法度です。
一生懸命に、味方を応援するあまり、
その気持ちが昂じすぎて、熱くなりすぎてしまい、
相手校に、野次を飛ばしたりする気持ちも、
わからないではありませんが、
前述の通り、東京六大学野球の各校は、
良き友人同士でもありますから、
相手校へのリスペクトは、いついかなる時でも、忘れてはいけないと思います。
お互いのエール交換や、校歌斉唱の際、
相手校のエールや校歌斉唱をしている間は、
こちら側は、声を発しないで、
黙って聞いている、
というのも、相手校へのリスペクトを忘れないという、東京六大学野球ならではの文化の一つの表れなのです。
③応援席に来た以上、全力で楽しむ事
東京六大学野球の応援席は、
一度来てしまうと、病み付きになってしまう程、
本当に楽しい場所ですが、
東京六大学野球を、そして応援席を楽しむためには、
応援席に足を運んだ貴方自身が、
積極的に応援に参加する、という意思を持つ事が、
何よりも重要であると、私は思います。
応援席に来れば、校歌や応援歌を沢山歌う機会が有り、
隣の見知らぬ人と肩を組んで応援したりと、
他では味わえないような楽しい体験が出来ますが、
その雰囲気を楽しむ事が出来るかどうかが、
応援席を楽しむ事が出来るかどうかの別れ道であると、私は思います。
以上のルールを守れば、より一層、応援席体験を楽しめますので、
是非とも、覚えておいて頂きたいと思います。
最近のコメント