東京六大学野球の素晴らしさ

東京六大学野球には、大変素晴らしい魅力が有る。

それは、各々の大学同士は、お互いに良きライバルであり、また、良き仲間でもある、という事です。
東京六大学野球の加盟校は、早稲田、慶応、明治、法政、立教、東大ですが、 1925年の東京六大学リーグ結成以来、各校は、母校の誇りと名誉をかけ、激しく戦い、鎬を削って来ました。

リーグ結成以来、加盟校の顔ぶれは、基本的には一度も変更された事は無い。 つまり、各校は、常に顔を合わせ、切磋琢磨し合う、古い友人同士、とも言える間柄なのです。

従って、東京六大学野球の試合では、その根底に、対戦校に対するリスペクトが有り、 その事こそが、東京六大学野球の、大きな魅力の一つだと思います。

例えば、今年(2013年)は、春秋ともに、明治と法政が、最終戦まで激しく優勝を争い、優勝の行方は、明治・法政両校の直接対決にまで持ち込まれました。

そして、最後は明治に凱歌が上がり、優勝の栄冠は、明治の頭上に輝いた。 優勝の歓喜に沸く、明治の選手達、そして、明治側のスタンドを、敗れた法政側は、ただ黙って見守るしかなかったわけですが、

明治の優勝セレモニーが全て終わるのを、法政側スタンドの応援団とファン達は、静かに見守った後、法政の応援団長の掛け声により、法政側スタンドは明治側に向けて、一斉に、このようなエールを送っていました。

「おーい、明治!優勝おめでとう!!」

目前の優勝を逃し、悔しくて堪らない筈の法政が、心から勝者の明治を称える。

それは本当に感動的な光景であり、ここに、東京六大学野球の素晴らしさであり、神髄と言うべき物が全て凝縮されているのではないだでしょうか。

試合が行われている間は、お互いに、勝利のみを目指して、全力で戦うが、

戦いが終われば、敵も味方もなく、お互いに健闘を称え合う。

そこには、学生スポーツらしい爽やかさと清々しさが有り、 これこそが、東京六大学野球が、長きにわたり、多くのファンを惹き付けてきた、最大の理由なのではなかと思います。

東京六大学野球は本当に素晴らしい。

この素晴らしい東京六大学野球が、これからも末永く続く事を、願って止みません。

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