素晴らしき神宮球場

東京六大学野球の常打ち球場は、明治神宮野球場、通称、神宮球場です。

東京六大学野球の公式戦は、全て、この神宮球場で行われます。

神宮球場は、JR中央・総武線の信濃町駅、
もしくは、地下鉄銀座線の外苑前駅が最寄り駅で、

明治神宮の外苑に位置しています。

神宮球場の周辺には、国立競技場や、
秩父宮ラグビー場などのスポーツ施設も隣接しており、

それらの施設で、サッカーやラグビーの試合が行われる日などは、神宮に野球の試合を見に来た観客達と相俟って、
明治神宮外苑は、多くの人達で賑わいを見せます。

また、神宮球場の周辺は、ジョギングコースにもなっていて、週末ともなると、多くのランナー達が走っている姿が見受けられます。

そして、神宮球場に程近い、絵画館の前には、野球か出来る広いグラウンドがあり、
野球愛好家達が、草野球を楽しむ姿が見られますが、

このグラウンドでは、神宮球場で試合を行うプロ野球の球団が試合前の練習を行う事もあり、
プロ野球選手を身近に感じる事が出来ます。

プロ野球を身近に感じるといえば、
現在のプロ野球12球団の本拠地の中で、
神宮球場の右に出る球場は、無いかもしれません。

神宮球場を本拠地とする、東京ヤクルトスワローズのクラブハウスは、
神宮球場のすぐ隣にありますが、

ヤクルトの選手達は、そのクラブハウスから、歩いて球場入りするので、
ファン達も、彼らと、極めて間近に接する事が出来ます。

ファン達に、気軽にサインをしている選手達の姿を見る事も、
神宮球場においては、珍しい光景ではありません。

このように、非常に、選手とファンの距離が近い、というのも、
神宮球場の魅力の一つでしょう。

そして、何と言っても、神宮球場の最大の魅力は、

神宮球場のロケーションが素晴らしい、という事に尽きるのではないでしょうか。

都会のど真ん中に、緑多き、まさに東京都心のオアシスとも言うべき場所として、
明治神宮外苑地区は在りますが、

神宮球場の周辺に来る度に、何故だか心安らぐというのは、私だけではないでしょう。

勿論、神宮球場そのものも、本当に素晴らしい球場です。

ヨーロッパの建築を思わせるような外観も、
鮮やかなブルーのフェンスにぐるりと囲まれたグラウンドも、

全く素晴らしい雰囲気のある球場です。

やはり、神宮球場という舞台装置が有ってこその東京六大学野球、という事が言えるのではないでしょうか。

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